【1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタの紹介です。】
国立天文台の「暦象年表(れきしょうねんぴょう)」で決まります。
「彼岸(ひがん)」といえば、向こう岸「あの世」のことです。
仏教の世界では、「あの世」=「極楽浄土(ごくらくじょうど)」は西方にあるといわれています。
1年に2回の春分(しゅんぶん)と秋分(しゅうぶん)は、太陽は真東から昇り、真西に沈むので、西方に沈む太陽を礼拝します。
礼拝を通じて遙か彼方の極楽浄土に思いを馳せたのが彼岸の始まりです。
それがやがて、祖先供養の行事へと趣旨が変わり定着しました。
(※彼岸の行事は、日本独自のものでインドや中国の仏教にはないようです。)
お彼岸の期間は、「春分の日」と「秋分の日」の中日(ちゅうにち)と、その前後3日間の計7日間です。
(※この期間を彼岸会(ひがんえ)と呼びます。)
2022(令和4年)の春分の日は、
- 彼岸入り 3月18日㈮
- 中日(春分の日) 3月21日㈪・祝日
- 彼岸明け 3月24日㈭
2022(令和4年)の秋分の日は、
になります。
中日に先祖に感謝し、残る6日は、悟りの境地に達するのに必要な6つの徳目「六波羅蜜(ろくはらみつ)」を、1日に1つずつ修める日とされています。
「春分の日」と「秋分の日」は、国立天文台が作成する「暦象年表(れきしょうねんぴょう)」に基づいて閣議決定され、前年2月1日の官報で発表されます。
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春分(しゅんぶん)と秋分(しゅうぶん)とは、太陽が春分点や秋分点に達した日のことをいいます。
この日は、太陽は天の赤道上にあり、ほぼ真東から出てほぼ真西に沈みます。
「春分の日」と「秋分の日」は、国立天文台が作成する「暦象年表(れきしょうねんぴょう)」に基づいて閣議によって決められます。
毎年2月1日付で翌年の該当日が発表されます。
両日は国民の祝日であるため、官報にも掲載されます。
日本で彼岸に供え物として作られる「ぼたもち」と「おはぎ」といえば、同じものです。
炊いた米を軽くついてまとめ、分厚く餡で包んだ10cm弱の菓子として作られるのが一般的です。
これらの名は、彼岸の頃に咲く牡丹(春)と萩(秋)に由来すると言われています。
故人が亡くなってから初めて迎えるお彼岸を、「初彼岸(はつひがん)」と呼びます。普段のお彼岸と同じように、彼岸入りには仏壇・仏具を清め、お彼岸の期間は、お花やお供え物を供えましょう。
(初彼岸だからといって特別なことはないですが、家族みんなでお墓参りに行って故人や先祖を供養できるといいですね。)
六波羅蜜(ろくはらみつ)とは、大乗仏教で説く、悟りの彼岸に至るための6つの修行徳目のことです。
- 布施波羅蜜 - 檀那(だんな、Dāna ダーナ)は、分け与えること。
- 持戒波羅蜜 - 尸羅(しら、Śīla シーラ)は、戒律を守ること。
- 忍辱波羅蜜 - 羼提(せんだい、Kṣānti クシャーンティ)は、耐え忍ぶこと。
- 精進波羅蜜 - 精進毘梨耶(びりや、Vīrya ヴィーリヤ)は、努力すること。
- 禅定波羅蜜 - 禅那(ぜんな、Dhyāna ディヤーナ)は、特定の対象に心を集中して、散乱する心を安定させること。
- 般若波羅蜜 - 慧(え、Prajñā プラジュニャー)は、慧波羅蜜とも呼ばれ、十波羅蜜の智波羅蜜とは区別される。前五波羅蜜は、この般若波羅蜜を成就するための階梯であるとともに、般若波羅蜜を希求することによって調御、成就される。
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まとめ
会社や集会などでスピーチに困ったことはありませんか?
人前で話すことが苦手な人に、1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタを紹介します。
1分間に話す文字数の目安は300字と言われています。
スピーチが不慣れな人は、300字よりも少なめの文字数で準備し、落ち着いて少しゆっくり目に話されることをお勧めします。
3分間スピーチの場合は、その約3倍の900字が目安になります。
よろしかったらご参考にしてみてください。
くれぐれも時間厳守でスピーチ頑張ってください。
最後までご覧くださいましてありがとうございました。
次回もよろしくです。