【1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタの紹介です。】
“ぴりか”はアイヌ語で“美しい”を意味します!
北海道産米はたくさんの種類がありますが、アイヌ語で“美しい”を意味する言葉が入っている人気のブランド米の“ゆめぴりか”!
北海道産米の人気ブランド米
- ゆめぴりか(北海道米の最高峰。特A獲得。)
- ななつぼし(甘みと粘りの究極のバランス。特A獲得。)
- ふっくりんこ(ふっくら食感、心地よい甘さ。道南で開発。)
- きらら397(粒感しっかり、旨みじんわり。)
直近100年間で平均気温が上昇し、北海道では2度以上高くなるなど、水稲の栽培適地が北上しつつある現状です。
かつて北海道は寒冷の気候で稲作に不向きとされ、長年米づくりに苦戦を強いられてきました。
その逆境をバネに数々の努力を重ね、今では日本トップクラスの米どころとして成長!
きらら397を皮切りに美味しいお米の開発が進み、「北海道米は美味しい」というイメージを確立しました。
最上級クラスの特A品の“ゆめぴりか”と“ななつぼし”が有名です。
ちなみに、アイヌとはアイヌ語で「人間」を意味します。
アイヌ(Ainu / Aynu)は、北海道を主な居住圏とする先住民であり、少数民族である。独自の文化を有する。かつては北海道のみならず、北は概ね北緯50度線付近より南の樺太、東は千島列島全域、南は本州北端にまたがる地域に居住していた。母語はアイヌ語で、縄文人の遺伝子を色濃く受け継ぐ民族とされている。
(アイヌ民族)
(出典元:https://ja.wikipedia.org/wiki/アイヌ)
=== ここまで約300字です ===
ゆめぴりか開発秘話
他府県を下回る味から「やっかいどう米」と言われ続けた北海道米。
逆境の中、美味しい米づくりを諦めなかった人々が、最高峰に辿り着くまでのヒストリー。
「北海道で米はつくれない。」
マイナスからスタートした米づくりの新たな挑戦。
寒冷の気候は稲作に不向きとして、長年米づくりに苦戦を強いられてきた北海道。やっとの思いで作り上げた米も、他府県に劣る味から「やっかいどう米」などと揶揄されることも。その悔しさをバネに数々の努力を重ね、今では日本トップクラスの米どころとして成長。きらら397を皮切りに美味しいお米の開発が進み、「北海道米は美味しい」というイメージを確立しました。
お米づくりを諦めず、何度も挑み続けた北海道。道内の食率も高まってきた頃、お米に関わる人々の悲願でもある「日本一美味しいお米を作る」という新たな挑戦をはじめることに。1997年、のちの「ゆめぴりか」となるお米の開発の幕開けです。
選ばれるのは150万株のうちたったの1株。
品種開発の長い道のりと受け継がれる研究者の思い。
「ゆめぴりか」が誕生したのは北海道上川農業試験場(比布町)。ここに全道各地から研究者が集まり、いよいよ品種開発がスタートします。試験場には約15万体の交配した検体が植えられ、約10年かけて「食味」「収量」「耐冷性」の観点から優良なものを絞り込んでいきます。その確率はなんと150万分の1。厳しいサバイバルレースを勝ち残ったものだけが、はじめて品種として認められます。この長く厳しい戦いの裏には、研究者たちの気の遠くなるような地道な作業が。10年の間、彼らを支えていたのは研究者から研究者へと受け継がれた「おいしいお米をつくりたい」という思い。そしてその思いは研究者から生産者へしっかりと受け継がれ、今日のおいしい「ゆめぴりか」は生まれたのです。
美味しさという才能に見いだす希望。
研究員の決断が、北海道米の歴史を大きく変える。
研究を重ねる中で、抜群の食味を持つ検体を見つけます。それは耐冷性にも優れ、理想としているお米に近いものでした。「これはいけるかもしれない」。研究員たちが希望を見いだしたのもつかの間、4年目の検査で収量の観点からまさかの落第。やっと見つけたと思った理想のお米。捨てがたいほどの美味しさを諦められず、その種子を絶やさぬよう育て続けました。この決断が、今の北海道米の歴史を大きく変えることになるのです。それから4年後の2004年。食味の最高位「特A」級の品種を開発する要請を受けた研究員たちは、保存していた「ゆめぴりか」の再試験に挑みます。すると見事合格。その後も何度もその味を検証し、晴れて「上育453号」が誕生。これが後の「ゆめぴりか」となる品種です。どのお米にも負けない美味しさという圧倒的な才能が、研究員たちの背を押し、そして北海道米のブランドをさらに高める希望となりました。
米づくりの技術の集大成。
日本に誇れる北海道米の最高峰が遂に誕生。
1997年の開発から約10年。これまでにない味わいを持つ北海道米が遂に誕生しました。しかしいよいよ全国デビューという2009年、大規模な冷害に見舞われ不作に。その経験を生かし、冷害対策を強化し改めて米づくりの管理体制を徹底することに。そして2011年、満を持して「ゆめぴりか」がデビューしました。その名は瞬く間に全国へ広がり、美味しくなったと言われていた今までの北海道米を超えるひと味違う美味しさに注目が集まりました。数々の苦難を乗り越え、挑戦を続けてきた北海道の米づくり。その集大成ともいえる「ゆめぴりか」は北海道の米づくりに関わる人々が誇る最高峰のお米です。そんな「ゆめぴりか」は誕生から10周年。これからもその味を極め、進化を続けていきます。
>>> 1分間スピーチ!雑学ネタ帳の一覧表は こちらから どうぞ
まとめ
会社や集会などでスピーチに困ったことはありませんか?
人前で話すことが苦手な人に、1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタを紹介します。
1分間に話す文字数の目安は300字と言われています。
スピーチが不慣れな人は、300字よりも少なめの文字数で準備し、落ち着いて少しゆっくり目に話されることをお勧めします。
3分間スピーチの場合は、その約3倍の900字が目安になります。
よろしかったらご参考にしてみてください。
くれぐれも時間厳守でスピーチ頑張ってください。
最後までご覧くださいましてありがとうございました。
次回もよろしくです。