【1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタの紹介です。】
木骨レンガ造(もっこつれんがぞう)です。
富岡製糸場(とみおかせいしじょう)は2014年に世界遺産に登録されました。
代表的な建物様式は、木の骨組みとレンガを積み重ねる「木骨レンガ造」です。
西洋素材のレンガと屋根は日本伝統的な瓦で葺くなど、代表的な建物は西洋と東洋の技術の融合です。
建築物はフランス人の設計により、日本人の大工が建てました。
10万個も使用されているレンガは、瓦職人が試行錯誤して作った国産です。
レンガには屋号が刻まれ、職人の誇りが感じられます。
レンガの積み方は「フランス積み」と呼ばれる工法です。
レンガ積みの比較:フランス積みvs.イギリス積み
▶フランス積み
レンガの長い面(長手)と短い面(小口)を交互に積む方式です。
▶イギリス積み
レンガの長手と小口を一段づつ並べていく方法です。
(引用先:煉瓦研究ネットワーク関東)
一段にレンガの長手と小口を交互に積む方式で、表面には独特な模様が現れ、とても綺麗な柄が特徴です。
因みにフランス積みは、フランス北部のフランドル地方で主に用いられた工法で、「フランドル積み」とも呼ばれています。
=== ここまで約320字です ===
関連記事の紹介
イソップ童話に「三人のレンガ職人」
昔むかし、ある旅人が街はずれの道を歩いていると、不機嫌そうな顔をして、淡々とレンガを積んでいる一人の男と出会いました。
旅人が「ここでいったい何をしているのですか?」と尋ねます。
そうすると、その男は何か不満げな表情で答えます。
「何って、見ればわかるだろう。レンガを積んでいるんだよ。」
「朝から晩まで、俺はレンガを積まなければならないのさ。」
「旅人のあんたにはわからないだろうけど、暑い日も、寒い日も、風の強い日も、雨降る日も、毎日毎日一日レンガ積みさ。たまらんよ。」
「なんでこんなしんどい事をしないといけないんだろう・・本当は辞めたいんだ。」
この言葉を聞いて旅人は「大変ですね。」と、一言だけ残してその場を立ち去りました。
それからしばらく歩いていると、今度は額に汗して一生懸命レンガを積んでいる別の男に出会いました。
旅人は、二人目のこの男に同じように尋ねます。
「あなたは、ここで何をしているのですか?」
すると、この一生懸命レンガ積みをしていた男がこう答えました。
「俺はここで大きな壁を作っているんだ。これが俺の仕事でね。」
「大変ですね。」
と旅人は汗だくになって仕事をしている男に声をかけました。
すると男は、「大変なんてとんでもない。なんてことはないよ。」
「この仕事のおかげで家族を養えているんだ。仕事があるだけありがたいよ。だから正直大変だなんて思っていないさ。こうして、健康で仕事ができるだけで感謝さぁ」
旅人は「そうですか、頑張ってください。」と励ましの声をかけ、また歩きはじめます。
また、しばらく歩くと、さらにもう一人楽しそうにレンガ積みをしている男に出会います。
「あなたは、ここで何をしているのですか?」と尋ねます。
「俺は、歴史に残る偉大な大聖堂(教会)を造っているんだ!」
この言葉を聞いて旅人は「大変ですね。」と声をかけます。
するとこの男は・・・
「とんでもない。大変なんてこれっぽっちも思っちゃいないさ。」
「この大聖堂が完成したら、ここで多くの人が悲しみや不安から解放され、神様から祝福を受け取ることができるだ!」
「こんな素晴らしい事に関わられて俺は幸せ者さ。」
旅人は、再び元気いっぱい歩き続けました。
今のあなたは、どのタイプのレンガ職でしょうか?
目的と役割をしっかり意識して、辛い仕事の中から自分なりの楽しみを見つけたいものです。
>>> 1分間スピーチ!雑学ネタ帳の一覧表は こちらから どうぞ
まとめ
会社や集会などでスピーチに困ったことはありませんか?
人前で話すことが苦手な人に、1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタを紹介します。
1分間に話す文字数の目安は300字と言われています。
スピーチが不慣れな人は、300字よりも少なめの文字数で準備し、落ち着いて少しゆっくり目に話されることをお勧めします。
3分間スピーチの場合は、その約3倍の900字が目安になります。
よろしかったらご参考にしてみてください。
くれぐれも時間厳守でスピーチ頑張ってください。
最後までご覧くださいましてありがとうございました。
次回もよろしくです。