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世界遺産検定2級合格の練習問題&解説【日本の世界自然遺産 ①|屋久島】

こちらでは、NPO法人世界遺産アカデミーの「世界遺産検定2級」の合格60点に向けて、「日本の世界遺産」について練習問題と解説で必要な情報を紹介していますので、ご活用頂ければ幸いです。(※練習問題は過去問題を参考に作成しています。)

基礎知識」に関してはこちらをご覧ください。 

 

世界遺産検定2級合格ー日本の世界自然遺産 ①:屋久

▶ 登録の概要

 ・ 登録年:1993年、登録基準:(ⅶ)・(ⅸ)、地域:鹿児島県

 

屋久島(やくしま)の中心部は、九州の最高峰宮之浦岳(1,936m) を主峰とする山岳が連座しています。気候は温暖多雨で年間降水量は平野部で4,000mm、山頂部は10,000mmを超えると言われています。

屋久島の海岸付近の亜熱帯植生から、北海道などに分布する亜寒帯植生に至る多様な植物の垂直分布が顕著に見られます。また、樹齢数千年に及ぶとされる直径3~5mの屋久を含む原生的なスギ林は、世界に類を見ない屋久島固有の特異な森林景観をみせています。この独特な自然美が評価されて、日本の世界自然遺産の中では、唯一登録基準(が認められています。

世界自然遺産地域は,西部林道から山頂部にかけて10,747ha,島全体の約21%となっており,遺産地域の96%は国有林です。

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日本の世界自然遺産①の練習問題

1⃣ 屋久に関する以下の文中の語句で、正しくないものどれか。

(①花こう岩)が隆起してできた屋久は、1,000m級の山々が連なる特徴的な地形から(②洋上のアルプス)とも呼ばれている。島内には(③亜熱帯から亜寒帯まで)の幅広い植物分布が見られ、その景観は日本の自然遺産の中で唯一、自然美を評価する(④登録基準())が認められている。

 

① 花こう岩

② 洋上のアルプス

③ 亜熱帯から亜寒帯まで

④ 登録基準(ⅷ)

 

解答 ④ 【難易度:中】

  

 

2⃣ 屋久の説明として、正しくないものはどれ

 

① 島内の森林には、日本列島南北約2,000kmの自然が凝縮されている

② これまで一度も日本列島と陸続きになったことがない

③ 島の全域ではなく、総面積の5分の1ほどが登録範囲となっている

④ ヤクシカやヤクザルなどが生息する

 

解答 ② 【難易度:高】

  

 

3⃣ 屋久の固有のスギの説明として、正しいものはどれか

 

① この地の少ない雨量にも耐えられる特性をもっている

② 海岸付近にのみ生育している

③ 樹齢100年を超えるスギを「屋久杉」と呼ぶ

④ 目が詰まって樹脂が多い

 

解答 ④ 【難易度:中】

 

練習問題の解説 

▶ 遺産の概要

◆ 植物の垂直分布
  • 海岸地帯から標高1,000m以上の高山地帯まで標高が急激に変化している
  • 標高が上がるごとに植生が変化する「植物の垂直分布」
    海岸付近の亜熱帯植物から、北海道に分布する亜寒帯植物までの様々な植物が垂直に分布している。
    尚、日本のほかの冷温地帯に広く群生するブナやミズナラなどの落葉広葉樹林は確認されていない。

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◆ 固有の動物

約15,000年前に九州本土から切り離された屋久島の森林には、多くの固有種や亜種を含む動物が生息しています。ヤクシカ、ヤクザル、ヤクシマジネズミ、ヤクシマヒメネズミの4種の固有亜種を含む16種の哺乳類。ヤクシマカケス、ヤクシマヤマガラの2種の固有亜種を含む167種の鳥類爬虫類15種、両生類8種、昆虫類約1,900種の生息が確認されています。

 

屋久

屋久島は花こう岩の地盤のため土壌に養分が少なく、スギの生長スピードが遅い。そのため年輪の幅が狭くなり、硬くなった幹には、樹脂が多く蓄積(他より6倍以上)される。樹脂には防腐・防虫効果があり、屋久杉の長寿の理由と考えられている。腐りにくい屋久杉は、倒木更新、切り株更新(倒れた幹や切り株に新しい芽が吹き生長する現象)が起こりやすく、これによって屋久島独特の森林景観が生み出されている。

スギの樹齢1,000を超えるものは「屋久」と呼ばれ、1,000年未満のものは「小杉」と呼ばれます。島内の標高600m~1,800m付近まで幅広く分布しています。

 

宮之浦岳(みやのうらだけ)

屋久島のほぼ中央部に位置する標高1,936メートルの山岳は、九州最高峰を誇り「洋上のアルプス」の異名もとっています。(日本百名山

  

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終わり

世界遺産は、過去から現在へと引き継がれてきたかけがいのない人類共通の財産です。そんな世界遺産を未来へ引き継ぐために、世界遺産を学び理解を深めたいものです。

近年、世界遺産を巡る旅が注目される中、世界遺産の知識があれば旅の楽しみも倍増です。

2020年にNPO法人世界遺産アカデミーの「世界遺産検定2級」を受験し一発合格しました。次は1級受験を目指し、その対策をブログで紹介して行きます。

初めに2級試験対策の振り返りながら、1級試験対策を掲載予定です。

市販の過去問題やテキストなどを参考に練習問題を作成していますので、高得点や合格確実を目指している方は、他のサイトなども合わせて参考にされることをお勧めします。

また、世界遺産にご興味を持って頂けるような記事も書いて行きますので、ご関心がありましたら、ご一緒に取り組んで頂けると嬉しいです。

 

最後までご覧くださいましてありがとうございました。
次回もよろしくです。

 

▶ 学習に便利な書籍紹介 

世界遺産検定公式過去問題集1・2級<2021年度版>

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くわしく学ぶ世界遺産300 世界遺産検定2級公式テキスト<第3版>

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世界遺産検定2級の出題割合(問題数60問、試験時間60分間)

・基礎知識:20% ・日本の世界遺産(23件):25% ・世界の文化遺産:35% ・世界の自然遺産 ・時事ネタ:10% (※世界の文化・自然遺産の出題範囲は300件が対象です)

初めに基礎知識日本の世界遺産23件を着実に習得して、時事ネタ(試験6ゕ月前からの新聞・ニュースなど参照)も合わせながら、全体の55%を獲得できる知識を身に着けることで、確実に合格圏内に近づきます。頑張れば1ゕ月程で試験対策ができます。