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世界遺産検定2級合格の練習問題&解説【日本の世界文化遺産 ①|法隆寺】

こちらでは、NPO法人世界遺産アカデミーの「世界遺産検定2級」の合格60点に向けて、「日本の世界遺産」について練習問題と解説で必要な情報を紹介していますので、ご活用頂ければ幸いです。(※練習問題は過去問題を参考に作成しています。)

基礎知識」に関してはこちらをご覧ください。 

 

世界遺産検定2級合格ー日本の世界文化遺産 ①:法隆寺地域の仏教建造物

▶ 登録の概要

・ 登録年:1993年、登録基準:(ⅰ)・(ⅱ)・(ⅳ)・(ⅵ)、地域:奈良県

 

法隆寺(ほうりゅうじ)は、607年に推古天皇とその摂政を務めた聖徳太子によって建立された古代寺院の姿を現在に伝える仏教施設です。伽藍西院東院に分かれ、西院のうち金堂・五重塔・中門・回廊などの建物は7世紀後半から8世紀初頭にかけて建造されたものです。

法起寺(ほうきじ)は7世紀に創建されましたが、現在は三重塔が唯一残っています。これらの建造物は、中国から朝鮮半島を経由して仏教が日本に伝えられた初期の建造物であり、仏教建造物の傑作であると評価されています。

構成資産は、法隆寺に属する47棟と法起寺の三重塔1棟の計48棟です。法隆寺の西院の金堂、五重塔、中門、回廊、法起寺の三重塔など、8世紀以前に建造された11棟の建物は、現存する世界最古の木造建造物です。

「フリー イラスト 素材 法隆寺」の画像検索結果 

 

日本の世界文化遺産①の練習問題

1⃣ 法隆寺地域の仏教建造物に関し、「法隆寺式伽藍配置」として知られる西院伽藍の配置を示した図として、正しいものはどれか 

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解答 ③ 【難易度:中】

 

 

2⃣ 法隆寺地域の仏教建造物に関する次の文中の空欄に当てはまる語句として、正しいものはどれ

聖徳太子の遺言で創建された寺院を起源とする「法起寺」の境内には、日本最古の(  )が現存している。

 

① 経堂

② 鐘楼

③ 三重塔

④ 夢堂

 

解答 ③ 【難易度:中】

 

 

3⃣ 法隆寺地域の仏教建造物に含まれる法隆寺」の説明として正しくないものはどれ

 

推古天皇厩戸王聖徳太子)によって建立された若草伽藍(斑鳩寺)を起源とする

② 金堂などの建造物にはエンタシスと呼ばれる技法が用いられている

五重塔の中心を通る心柱は、揺れに強い耐震設計となっている

④ 東院の夢殿は、現存する世界最古の木造建築として知られる

 

解答 ④ 【難易度:中】

 

練習問題の解説 

構成資産の概要

法隆寺

法隆寺地域における最初の仏教寺院は、607年に推古天皇とその摂政を務めた聖徳太子によって築かれた若草伽藍(わかくさがらん)(斑鳩:いかるがでら)であるが、670年に焼失しました。その遺構は現在も法隆寺境内の地下部分に残っています。

現在の法隆寺西院の直接の起源となったのは、7世紀後半から8世紀初頭に若草伽藍から場所を移して再建された寺院と考えられています。

法隆寺金堂を中心とした西院伽藍と、夢堂を中心とした東院伽藍に分かれています。建立時期は明確ではないものの、金堂に安置されている薬師寺如来像の光背の銘文などによると推古天皇15年(607年)とされています。

 

法隆寺式伽藍配置

法隆寺の西院伽藍は、金堂西五重塔が並ぶように配置されて、「法隆寺式伽藍配置」と呼ばれる。

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◆ エンタシス(entasis)

エンタシスは、円柱下部や中間部から上部にかけて徐々に細くした形状の柱で、中央部が一番太い場合もあります。エンタシスの柱を下から見上げると、真っ直ぐな円柱よりも安定したように見える効果があり、巨大建築物の柱に活用されています。ギリシャパルテノン神殿などで用いられているエンタシスが、当時の中国大陸と日本の間で行われた技術や文化交流の様子を物語っています。

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五重塔の構造

五重塔は、独立した5つの層が下から積み重ねられ、上部に行くほど細くなっている構造です。塔の中央には心柱(しんばしら)と呼ばれる柱が貫通しており、5層のてっぺん部でのみ接しています。

この「積み上げ構造」は、鉛筆のキャップを重ねるように順々に積み上げられているので、地震が起きても各層が互いに振動を吸収します。また、心柱が振動を減衰させる効果があり、地震に強い建築物といえます。

 

法起寺

法起寺は、聖徳太子死後の7世紀に、その子息である山背大兄王(やましろのおおえのおう)は、聖徳太子の宮であった岡本宮跡に建立した寺を起源とするが、16世紀末の戦乱でほぼ焼失した。境内には創建当時の三重塔唯一現存する。三重塔としては、日本最古かつ最大規模のものとして知られる。

 

▶ 関連記事の紹介

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聖徳宗総本山 法隆寺

 

終わり

世界遺産は、過去から現在へと引き継がれてきたかけがいのない人類共通の財産です。そんな世界遺産を未来へ引き継ぐために、世界遺産を学び理解を深めたいものです。

近年、世界遺産を巡る旅が注目される中、世界遺産の知識があれば旅の楽しみも倍増です。

2020年にNPO法人世界遺産アカデミーの「世界遺産検定2級」を受験し一発合格しました。次は1級受験を目指し、その対策をブログで紹介して行きます。

初めに2級試験対策の振り返りながら、1級試験対策を掲載予定です。

市販の過去問題やテキストなどを参考に練習問題を作成していますので、高得点や合格確実を目指している方は、他のサイトなども合わせて参考にされることをお勧めします。

また、世界遺産にご興味を持って頂けるような記事も書いて行きますので、ご関心がありましたら、ご一緒に取り組んで頂けると嬉しいです。

 

最後までご覧くださいましてありがとうございました。
次回もよろしくです。

 

▶ 学習に便利な書籍紹介 

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くわしく学ぶ世界遺産300 世界遺産検定2級公式テキスト<第3版>

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世界遺産検定2級の出題割合(問題数60問、試験時間60分間)

・基礎知識:20% ・日本の世界遺産(23件):25% ・世界の文化遺産:35% ・世界の自然遺産 ・時事ネタ:10% (※世界の文化・自然遺産の出題範囲は300件が対象です)

初めに基礎知識日本の世界遺産23件を着実に習得して、時事ネタ(試験6ゕ月前からの新聞・ニュースなど参照)も合わせながら、全体の55%を獲得できる知識を身に着けることで、確実に合格圏内に近づきます。頑張れば1ゕ月程で試験対策ができます。