世界遺産検定2級合格の練習問題&解説【基礎知識 |練習問題集3】
こちらでは、NPO法人世界遺産アカデミーの「世界遺産検定2級」の合格60点に向けて、「基礎知識①~⑩」の練習問題集になります。基礎知識の振り返りにご活用頂ければ幸いです。(※練習問題は過去問題を参考に作成しています。)
世界遺産検定2級合格ー基礎知識:練習問題集3(10問)
⑴ 「世界遺産基金」の使用目的として、正しくないものはどれか。
【難易度:低】
⑵ 「ヌビアの遺跡群救済キャンペーン」に関する次の文中の語句で、正しくないものはどれか。
世界遺産条件の理念に大きな影響を与えたのが、(①ナイル川河口域)にあるヌビア地方の遺跡群を救済するキャンペーンである。(②アスワン・ハイ・ダムの建設)にともない水没の危機にさらされたアブ・シンベル神殿や(③フィラエのイシス神殿)などの救済を目的に、(④約50ゕ国)もの国々や民間団体、個人が協力して経済開発と遺産保護の両立という難問に対処した。
【難易度:高】
⑶ 「世界遺産条約」に関する次の文中の空欄(A)、(B)に当てはまる語句の組み合わせとして、正しいものはどれか。
「ユネスコ憲章」が採択されたのは、(A)年である。ユネスコ憲章の前文には、「戦争は人の心の中に生まれているものだから、人の心の中にこそ、平和のとりでを築かなければならない」という一文が記されている。(B)年に採択された世界遺産条約も、そうした「平和の砦(とりで)」の一つであり、人々が互いに尊重しあう平和な世界を目指すこととつながっている。
【難易度:中】
⑷ 1992年の文化的景観の採択によって生じた新たな変化として、正しいものははれか。
【難易度:中】
⑸ 「グローバル・ストラテジー」に関する次の文中に空欄(A)、(B)の当てはまる語句の組み合わせとして、正しいものはどれか。
「グローバル・ストラテジー」は世界遺産リストにおける(A)の確保のため、(B)を是正する目的で採択された世界戦略である。
【難易度:中】
⑹ 「ユネスコ」を2018年末付けで脱退した国の組み合わせとして、正しいものはどれか。
【難易度:低】
⑺ 危機遺産の説明として、正しいものはどれか。
【難易度:中】
⑻ 「危機遺産リスト」の説明として、正しくないものはどれか。
【難易度:高】
⑼ 「環境」に関し、環境資源の持続可能な利用と環境保全を促進することを目的に、ユネスコが1971年に立ち上げた研究計画として、正しいものはどれか。
【難易度:高】
⑽ 「シリアル・ノミネーション・サイト」の説明として、正しいものはどれか。
【難易度:中】
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終わり
世界遺産は、過去から現在へと引き継がれてきたかけがいのない人類共通の財産です。そんな世界遺産を未来へ引き継ぐために、世界遺産を学び理解を深めたいものです。
近年、世界遺産を巡る旅が注目される中、世界遺産の知識があれば旅の楽しみも倍増です。
2020年にNPO法人世界遺産アカデミーの「世界遺産検定2級」を受験し一発合格しました。次は1級受験を目指し、その対策をブログで紹介して行きます。
初めに2級試験対策の振り返りながら、1級試験対策を掲載予定です。
市販の過去問題やテキストなどを参考に練習問題を作成していますので、高得点や合格確実を目指している方は、他のサイトなども合わせて参考にされることをお勧めします。
また、世界遺産にご興味を持って頂けるような記事も書いて行きますので、ご関心がありましたら、ご一緒に取り組んで頂けると嬉しいです。
最後までご覧くださいましてありがとうございました。
次回もよろしくです。
▶ 学習に便利な書籍紹介
▶世界遺産検定2級の出題割合(問題数60問、試験時間60分間)
・基礎知識:20% ・日本の世界遺産(23件):25% ・世界の文化遺産:35% ・世界の自然遺産 ・時事ネタ:10% (※世界の文化・自然遺産の出題範囲は300件が対象です)
初めに基礎知識と日本の世界遺産23件を着実に習得して、時事ネタ(試験6ゕ月前からの新聞・ニュースなど参照)も合わせながら、全体の55%を獲得できる知識を身に着けることで、確実に合格圏内に近づきます。頑張れば1ゕ月程で試験対策ができます。