【1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタの紹介です。】
感情の抑制・緊張・忍耐などが求められる労働です。
従来、労働は「肉体労働」と「頭脳労働」の単純な2種類に分類されていました。
近年、「感情労働」の概念が新しく注目されています。
「肉体労働」は肉体に負担をかける労働、「頭脳労働」は頭に負担をかける労働に対して、「感情労働」は感情に負担をかける労働と言えます。
感情労働では、対人業務に従事する人の多くが、自己の感情の管理を求められ、適切な感情を表現することが強いられます。
該当する職種には、客室乗務員、看護師、介護士、オペレーターなどが挙げられます。
これらの職種では、相手の一方的な誤解や思い込み、クレーマーに対して、自身の感情を抑制して、理想通りに振る舞わなければなりません。
つまり、顧客に対して「心の商品化」が要求されるのです。
対応術は、「表層演技」と「深層演技」があります。
感情労働では、仕事とプライベートをしっかりと切り替えて、心身をオフにすることがとても重要になります。
表層演技:愛想笑いやお世辞など、自分の感情とは無関係に相手に示す演技です。接客業以外でも日常的に見られます。
深層演技:自分の感情が生まれる段階でコントロールして、内面と外面の統一性を図りながら相手に示す演技です。プロの技術とも言えます。
いわゆる「真心のこもったサービス」とは、表層演技と深層演技が合致した状態です。心の商品化は繰り返しの訓練で身に付きますが、習慣化してしまうと心身をオフにできないという問題が生じます。
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相手(顧客)の問題が解決しないときや問題の共有ができないとき、要望への対応の約束が得られないときなどは、感情労働の担当者は感情的攻撃にさらされる可能性が非常に高くなります。担当者はそのような中でも感情労働を維持しなければならず、労働が終了した後も達成感や充足感などが得られずに、精神的な負担や重圧、ストレスを負わなければならないのです。
例えば、コールセンターなどの苦情や問題解決要求の受付業務(オペレーター)では,一時的な負の感情を静めつつ,あるべき正の感情を作り出すという感情労働が求められます。その中で、相手からの内容を聞き取り、問題を絞り込むなどの問題解決のスキルも同時に求められます。通常の接客業務に比べてオペレーターの感情労働の難易度は高い職種の一つと言えます。
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まとめ
会社や集会などでスピーチに困ったことはありませんか?
人前で話すことが苦手な人に、1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタを紹介しています。
1分間に話す文字数の目安は300字と言われています。スピーチが不慣れな人は、300字よりも少なめの文字数で準備し、落ち着いて少しゆっくり目に話されることをお勧めします。3分間スピーチの場合は、その約3倍の900字が目安になります。よろしかったらご参考にしてみてください。くれぐれも時間厳守でスピーチ頑張ってください。
最後までご覧くださいましてありがとうございました。
次回もよろしくです。