【1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタの紹介です。】
ジンベエザメです。
現在生きている魚類全体で、全長が約20mで体重が35tになるともいわれる世界最大のサメです。
熱帯から亜熱帯の海で生息し、おもにプランクトンを食べ、巨大だがおとなしいサメです。
背面に白っぽい斑点(はんてん)があり、その模様が甚兵衛羽織(じんべえばおり)に似ていることから、ジンベエザメという名前(和名)がつきました。
英名は、その巨体からWhale shark(ホエール・シャーク)です。
平均寿命は100年位だとされ、長生きの個体は150歳以上のものもいるようです。
1995年、台湾で捕獲されたメス(全長10.6m・体重16t)の子宮内から、空の卵殻と胎児の入った卵、307尾の胎児が見つかっています。
子宮内で卵からかえり、子どもの状態で生まれることが初めて分かりました。
謎が多いジンベエザメは、ワシントン条約とレッドリストに登録されています。
▶ ワシントン条約
ワシントン条約は、絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約です。自然のかけがえのない一部をなす野生動植物の一定の種が過度に国際取引に利用されることのないようこれらの種を保護することを目的とした条約です。
▶ レッドリスト
海の生き物で一番大きい魚類はジンベエザメですが、世界最大の哺乳類はシロナガスクジラで、全長30mを超すこともあります。
▶ ジンベエザメのいる水族館(4館)
- 美ら海水族館(沖縄県本部町)
- 海遊館(大阪府大阪市)
- のとじま水族館(石川県七尾市)
- いおワールドかごしま水族館(鹿児島県鹿児島市)
- <2019年2月18日死亡>横浜・八景島シーパラダイス(神奈川県横浜市)
- <2022年度内の展示予定>茨城・アクアワールド(茨城県大洗町)
ちなみに、シロナガスクジラの生体展示を行っている水族館はありませんが、海外のホエールウォッチングで生体を見られることをお勧めします。また、骨格標本であれば、幾つかの水族館や博物館などで展示されています。
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▶ ジンベエザメの謎といえば?
サメは、全世界で約400種類、日本では約100種類が確認されています。
食事の時は大きな口を開き、海水ごと獲物を吸い込みます。サンゴの産卵時期には、水面に漂う卵を食べたり、立ち泳ぎをしながら水面近くの餌を食べたりすることが知られています。
皮膚はとても分厚く、その強度は大きなタイヤほどもあるといいます。
ジンベエザメは産卵するわけでなく、お腹の中で卵をかえし、子どもの状態で生むことが1995年に初めて分かりました。世界中の温かい海に生息していることは確認されているものの、回遊ルートやどの海域で子どもを生んで育てているのか? 謎の多い世界最大の魚類です。
全体の個体数が減っている絶滅危惧種に登録されているのに、おおよその生息数さえも分かっていない謎の魚です。日本の水族館でジンベエザメを展示しているのは4館(2021年7月時点)あります。
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まとめ
会社や集会などでスピーチに困ったことはありませんか?
人前で話すことが苦手な人に、1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタを紹介しています。
1分間に話す文字数の目安は300字と言われています。スピーチが不慣れな人は、300字よりも少なめの文字数で準備し、落ち着いて少しゆっくり目に話されることをお勧めします。3分間スピーチの場合は、その約3倍の900字が目安になります。よろしかったらご参考にしてみてください。くれぐれも時間厳守でスピーチ頑張ってください。
最後までご覧くださいましてありがとうございました。
次回もよろしくです。