【1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタの紹介です。】
「ちんすこう」です。
沖縄土産の定番の1つの「ちんすこう」。
小麦粉と砂糖、ラードをこね合わせた焼き上げたクッキーのような焼き菓子です。
さっくりした歯ごたえと軽い甘さでシンプルなお菓子です。
「ちんすこう」の名前の由来となる漢字には2つの説があります。
1つ目が「珍楚糕」で、2つ目が「金楚糕」です。
共通の「楚糕(すこう)」は、「楚(す)」がほどけるような口当たり、「糕(こう)」が焼き菓子を意味します。
「珍」は「大変珍しい貴重な」、「金」は「黄金・とても高価な」を意味しています。
琉球王朝の王家や貴族だけの宮廷菓子だったので、「ちんすこう」と命名されたようです。
当時のちんすこうは、米粉を蒸して砂糖とラードを加え、型に詰めて蒸し上げた「蒸しカステラ風」のお菓子だったそうです。
100年位前に今のようなスタイルとなり、試しにレンガ釜で焼いてみたのが始まりだと言われています。
=== ここまで約350字です ===
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▶ 柵封とちんすこう
冊封(さくほう)とは、各国の有力者が、中国皇帝から国王として承認を受けることです。そして、新国王の即位式を執り行う際、中国皇帝の命をうけた冊封使(さくほうし)が特定の国々へ派遣されました。
冊封使(さくほうし)が琉球にはじめて訪れたのは、1396年の北山王・攀安知(はんあんち)の時とも、1404年の武寧(ぶねい)王の時ともいわれています。それ以後、琉球王国最後の王・尚泰(しょうたい)まで、約500年ものあいだ冊封制度は継続しました。
冊封使の一行は総勢400人にもおよび、琉球に4か月から約半年間滞在しました。冊封使の任務は、先代王の葬儀である諭祭(ゆさい)と、新国王の即位式である冊封をおこなうことでした。
これらの儀礼は首里城正殿前の御庭(ウナー)で盛大にとりおこなわれましたが、これには琉球王府の思惑がありました。冊封によって国王の権威を知らしめることと、進貢貿易を王府が独占することで経済力の拡大をはかるということです。事実、冊封使一行は多数の中国商品を持参しており、琉球王府はそれらを入手することで、東アジアにおける中継貿易国としての成功をおさめたのです。
冊封使の食事を賄う為に、料理座の包丁人が中国へと渡り学んだ「中国菓子」と、薩摩藩奉行への接遇の為に学んだ「日本の菓子」の双方の知識から琉球独自の菓子として作り上げたのが、「琉球の伝統菓子ちんすこう」の始まりです。
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まとめ
会社や集会などでスピーチに困ったことはありませんか?
人前で話すことが苦手な人に、1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタを紹介しています。
1分間に話す文字数の目安は300字と言われています。スピーチが不慣れな人は、300字よりも少なめの文字数で準備し、落ち着いて少しゆっくり目に話されることをお勧めします。3分間スピーチの場合は、その約3倍の900字が目安になります。よろしかったらご参考にしてみてください。くれぐれも時間厳守でスピーチ頑張ってください。
最後までご覧くださいましてありがとうございました。
次回もよろしくです。