【1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタの紹介です。】
川を遡上(そじょう)して産卵します。
ししゃもは、世界でも北海道の太平洋沿岸の一部でしか漁獲されない希少な魚です。
ししゃもは2種類あります。全国のスーパーでよく見かける「子持ちししゃも」の多くは、カペリン(カラフトシシャモ)で、北太平洋や北大西洋に広く分布しています。北海道の太平洋沿岸で獲れるししゃもとは種も生態も味も違います。
ししゃもは川に遡上して産卵しますが、カペリンは川に遡上せず海で産卵します。ししゃもの代用品として全国に流通しています。
漁期は、10月上旬から11月中旬の1か月半です。
▶ 北海道太平洋沿岸のししゃも
(引用:https://www.gyoren.or.jp/hokkaidos_fish/shisyamo/index.html)
漢字で「柳葉魚」と書かれるししゃもの語源は、アイヌの伝説に由来します。
伝説によると「柳の葉をちぎって川に投げるとシシャモになった」と言われています。
アイヌ語では、柳の葉を「シュシャム」と言い、これが訛って「シシャモ」となり、漢字では「柳葉魚」があてられています。
一般的には、干したししゃもを焼いて食べます。
丸ごと食べられるため大変バランスが良く、子持ちししゃもは歯触りも良く、淡泊な味で人気です。
たんぱく質やカルシウムに加えて、ビタミンAやB2も豊富に含まれ、免疫機能を調整する効果があります。
オスは身が美味しく、ししゃものお寿司は人気です。
=== ここまで約330字です ===
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▶ アイヌのししゃも伝説
ある日、天の国の雷の神カンナカムイの妹が鵡川と沙流川の水源地のシシリムカ・カムイヌプリに降り立ったところ、川下にあるどのコタン(村)からも煮炊きする煙が立っていません。アイヌの人々は食べ物がなく、飢えに苦しんでいたのです。
それを知ったカンナカムイは「フッホー」とかけ声をかけ、聖なる柳の木のある川のほとりにある神の国に知らせました。足の速いフクロウの女神が柳の枝を杖にし、魂を背負って駆けつけました。
神々は相談をし、柳の葉を「ししゃも」として命を与え、鵡川(むかわ)に流し、その見守りを沖の老神、河口の神、入り江の神に任せました。
この「ししゃも」のおかげで人々は飢えから救われました。
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まとめ
会社や集会などでスピーチに困ったことはありませんか?
人前で話すことが苦手な人に、1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタを紹介しています。
1分間に話す文字数の目安は300字と言われています。スピーチが不慣れな人は、300字よりも少なめの文字数で準備し、落ち着いて少しゆっくり目に話されることをお勧めします。3分間スピーチの場合は、その約3倍の900字が目安になります。よろしかったらご参考にしてみてください。くれぐれも時間厳守でスピーチ頑張ってください。
最後までご覧くださいましてありがとうございました。
次回もよろしくです。