【1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタの紹介です。】
アニメ「それいけ! アンパンマン」の放送開始日です。
1988(昭和63)年10月3日、日本テレビで初めてアニメ「それいけ! アンパンマン」の放送が開始された日です。
子どもたちに愛されるきっかけとなった10月3日を記念して、2016(平成28)年6月30日に「アンパンマンの日」に制定されました。
アニメ放送の15年前、1973(昭和48)年にアンパンマンは絵本から生まれました。
月刊絵本「キンダーおはなしえほん」(フレーベル館)に、「あんぱんまん」が掲載されています。
原作者は「やなせ たかし」さんです。
原作者:やなせ たかし
本名は「柳瀬 嵩(やなせ たかし)」、現在の東京都北区に1919(大正8)年2月6日に生まれ、2013(平成25)年10月13日に永眠。享年94歳。
父方の実家は高知県香美郡在所村(現在の高知県香美市香北町)。1924(大正13)年に父親がアモイで客死。遺された家族は父親の縁故を頼りに高知市に移住。
やなせさんは従軍経験があり、そこでプロパガンダ製作に関わっていたことがありました。
(※プロパガンダとは、意図をもって、特定の主義や思想に誘導する宣伝戦略のことです。)
そのとき、「正義」というものが、いかに信用できないかを痛感し、ヒーロー・アンパンマンが誕生したといわれています。
みんなのヒーロー・アンパンマンは、これからも「愛と勇気」を世界中に届けていきます。
ヒーローは「正義」を口にするが、飢えや空腹に苦しむ人間に、手を差し伸べることはしなかった。
戦中・戦後の深刻な食糧事情の中、やなせ自身「人生で一番つらいことは食べられないこと」という考えを持ちます。
「アンパンマン」と「正義」というテーマでは、端的に「正義の味方」だったら、先ずは食べさせることと、飢えを助けることやなせ自身が述べています。
主人公を「あんパン」にした理由は、あんパンは日持ちがする。そして外の皮は「パン=西洋」、内側は「あんこ=純日本」。見た目は西洋でも心は日本人であることです。
空腹の者に、自分の顔の一部を与えると、悪者と戦う力が落ちると分かっていても、目の前の人を見捨てることはしない。
飢えている人に食べ物を差し出す行為は、立場が変わっても、国が違っても、「正しいこと」には変わらないとも語っています。
アンパンマンの顔は食べられることはあっても、アンパンマン自身が食事をする場面が描かれたことはない。それはアンパンマンを食事として差し出す自己犠牲こそが、アンパンマンの正義のようです。
=== ここまで約320字です ===
関連記事の紹介
▶ アンパンマン誕生のあらすじ
街から少し離れた所にある「パン工場」には、パン作りの名人・ジャムおじさんが住んでいました。彼は発明家で研究家の妖精です。いつか「心を持ったあんパン」を作りたいと思い、日々あんパンを焼き続けます。
ある夜、夜空の流れ星がパン工場のパン焼き窯に降り注ぐと、「いのちの星」があんパンに宿り、「アンパンマン」が誕生しました。
アンパンマンは、困っている人がいれば、どこへでも飛んで行き、お腹を空かせて泣いている人には自分の顔を食べさせてくれる正義のヒーローです。
>>> 1分間スピーチ!雑学ネタ帳の一覧表は こちらから どうぞ
まとめ
会社や集会などでスピーチに困ったことはありませんか?
人前で話すことが苦手な人に、1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタを紹介しています。
1分間に話す文字数の目安は300字と言われています。スピーチが不慣れな人は、300字よりも少なめの文字数で準備し、落ち着いて少しゆっくり目に話されることをお勧めします。3分間スピーチの場合は、その約3倍の900字が目安になります。よろしかったらご参考にしてみてください。くれぐれも時間厳守でスピーチ頑張ってください。
最後までご覧くださいましてありがとうございました。
次回もよろしくです。