【1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタの紹介です。】
カラコルム山脈にある「K2」です。
世界最高峰は「エベレスト」で、標高は8,848mです。
世界第2位は「K2(ケーツー)」、標高は8,611mで、その差はわずか237mです。
地球上に標高8,000mを越える山は全部で14座あり、全てがヒマラヤ山脈とカラコルム山脈にあります。
この山脈地帯は「世界の屋根」と呼ばれています。
K2は、中国・インド・パキスタンの国境をまたがるカラコルム(Karakoram)山脈にあります。
1856年、インド測量局がカラコルム山脈の山々を調査したとき、2番目に測量した山だったため、英語「Karakoram No.2」の頭文字を取って「K2」と名付けられました。
(インド測量局は、カラコルム山脈の測量の際に、K1~K33まで仮の測量番号を付与しました。)
K2は、人里から離れた奥地にあり、19世紀末まで人々に知られる存在ではなく、名前さえ無かったのです。
K2の初登頂は、1954年7月31日にイタリア隊が成功しています。
日本人の初登頂は、1977年8月8日に重広恒夫、中村省爾、高塚武由。
日本人女性の初登頂は、2006年8月1日に小松由佳(女性として世界で8人目)が成功しています。
▶ 世界で最も登るのが難しい山「K2」といえば?
世界最高峰のエベレストの初登頂は、1953年5月29日にニュージーランドのエドモンド・ヒラリー氏とシェルパのテンジン・ノルゲイ氏が成功しています。
その後、エベレストには1万人もの人が登っていますが、K2はまだ400人程です。
K2は、人里離れた奥地にあって、しかも切り立っているために落石や雪崩が多く、死の危険性が高いと言われています。
K2の登山者の死亡率は約25~27%と言われ、登山者の4人に1人は命を落としている計算となります。
ちなみに、エベレストの登山者の死亡率は約4%前後と言われ、K2の登頂の困難さを物語っています。
▶ K2の冬季初登頂に成功!
2021年1月16日、ネパールの登山家チーム10名(ニルマル・プルジャ氏とネパールの登山隊)は、カラコルム山脈の最高峰「K2」の冬季初登頂に成功しました。
8,000m級の14座の中で、世界第2位の高峰K2(標高8,611m)は、唯一冬季登頂が成し遂げられていなかった山でした。
=== ここまで約370字です ===
関連記事の紹介
>>> 1分間スピーチ!雑学ネタ帳の一覧表は こちらから どうぞ
まとめ
会社や集会などでスピーチに困ったことはありませんか?
人前で話すことが苦手な人に、1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタを紹介しています。
1分間に話す文字数の目安は300字と言われています。スピーチが不慣れな人は、300字よりも少なめの文字数で準備し、落ち着いて少しゆっくり目に話されることをお勧めします。3分間スピーチの場合は、その約3倍の900字が目安になります。よろしかったらご参考にしてみてください。くれぐれも時間厳守でスピーチ頑張ってください。
最後までご覧くださいましてありがとうございました。
次回もよろしくです。