【1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタの紹介です。】
硬い殻があるか?ないか?です。
地球で初めての生命は、38億年前頃に海の中で誕生したと言われています。
それから生物は水の中で目覚ましい進化をとげていきます。
水の中では、乾燥する心配がないので、動物の卵には、殻がありませんでした。
やがて、生物は地上に進出します。
陸上では、サケの卵(いくら)では、干からびて死んでしまいます。
陸上で暮らしていくためには、卵の外側に水を通さないように、殻がついた形で乾燥を防いでいるのです。
サケは、生命の誕生と共に水の中で暮らしている魚で、鶏は陸上で進化した恐竜の子孫です。
初期の恐竜の卵は軟らかく、進化と共に殻が硬くなっていきます。
卵の殻が硬いことで、親鳥は卵の上に乗って抱卵(ほうらん・卵を抱えて温めること)することができます。
鶏の卵の殻は、赤ちゃんを乾燥から守るための工夫なのですね。
=== ここまで約320字です ===
関連記事の紹介
▶ 鳥と爬虫類の卵の違いといえば?
鳥の卵の殻は硬く、主成分は炭酸カルシウムで、細かな通気孔があり、水は通さないが外気は通します。
殻の内側には薄皮の「卵殻膜(らんかくまく)」があり、水分の蒸発や微生物の侵入を防いでいるのです。
一方、ヘビやトカゲの卵は、弾力があって柔らかいですが、魚の卵みたいにプチプチと簡単に割れるようなものではなく、結構しっかりとした卵です。
この柔らかい卵は、卵の中の赤ちゃんの成長と共に2倍程の大きさにまで膨れます。
柔らかい卵の殻には、小さな隙間がたくさんあって、外から水分を補給しながら成長するので膨れるのです。水分の補給は、周りの土中の水分を取り込むことで大きくなっているようです。
親鳥は大切な卵の上に乗って温めて孵化(ふか)します。この抱卵(ほうらん)中に、親鳥は幾度も卵をひっくり返します。卵の中でヒナと殻がくっついてしまうことを防ぐためです。
一方、爬虫類の卵は、上下をひっくり返すと死んでしまうので、基本的にはほったらかしのようです。
卵を産んだ後も違いがあるのですね。
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まとめ
会社や集会などでスピーチに困ったことはありませんか?
人前で話すことが苦手な人に、1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタを紹介しています。
1分間に話す文字数の目安は300字と言われています。スピーチが不慣れな人は、300字よりも少なめの文字数で準備し、落ち着いて少しゆっくり目に話されることをお勧めします。3分間スピーチの場合は、その約3倍の900字が目安になります。よろしかったらご参考にしてみてください。くれぐれも時間厳守でスピーチ頑張ってください。
最後までご覧くださいましてありがとうございました。
次回もよろしくです。