【1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタの紹介です。】
井戸の「井」をもとにしています。
ニッカウヰスキーの「ヰ」は、井戸の「井」をもとになっています。
▶ ニッカウヰスキー
1934(昭和 9)年:大日本果汁株式会社設立
(略称:日果(にっか))
1952(昭和27)年:ニッカウヰスキー株式会社に商号変更
(「ニッカ」は「日果」のカタカナ書き)
1954(昭和29)年:朝日麦酒(現:アサヒグループホールディングス)グループ入り
2014(平成26)年:NHK連続テレビ小説「マッサン」放映
(放映期間:2014年9月29日から2015年3月28日)
創業者の竹鶴政孝(たけつるまさたか)は、ウイスキーは水が命だから、水を大切にする会社であり続けて欲しいという思いを込めて、井戸の「井」を使おうと考えました。
1952(昭和27)年、商号をニッカウヰスキー株式会社に変更する際、「ウイスキー」の「イ」の字に、「井」を使って「ニッカウ井スキー」とします。
しかし、当時は漢字とカタカナを混在させる社名が登記できず、そこで「井」に似ている旧カタカナの「ヰ」を用いたのです。
▶ 「ヰ」といえば?
「ヰ」は、歴史的仮名遣(れきしてきかなづかい)や旧仮名遣と呼ばれるカタカナの一種で、現代では使われることは少ないです。
「い」の旧平仮名は「ゐ」で「爲」の草体から、旧片仮名は「ヰ」で「井」の全画の変形したものです。
旧カタカナの「ヰ」の発音は、WHISKYの「ウィ・wi」の発音に近いようです。
ちなみに、大日本果汁㈱時代に作られたウイスキーの商品名には、英語表記は「NIKKA WHISKY」、日本語表記を「ニッカウ井スキー」として、「井」を用いた商品もありました。
=== ここまで約310字です ===
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▶ ウイスキーの日本伝来といえば?
江戸時代末期の1853(嘉永6)年、アメリカのペリー総督率いるアメリカ合衆国東インド艦隊によって、6月23日に沖縄に最初に伝えられました。
その約2週間後、艦隊は浦賀沖に停泊していた7月12日に、浦賀奉行所の与力・香山栄左衛門が乗船し、歓待の席でウイスキーが出されました。
その後、ウイスキーは徳川将軍への贈り物として献上されています。
▶ 国産第1号ウイスキーといえば?
1929(昭和4)年、サントリーが丸瓶に白いラベルの「白札」を発売。これが国産第1号ウイスキーです。戦後は「ホワイト」に。
1923(大正12)年、サントリー創業者の鳥井信治郎が京都郊外の山崎に、国産初のウイスキー蒸留所「サントリー山崎蒸溜所」を建設。山崎蒸留所の初代工場長は、竹鶴政孝(ニッカウヰスキー創設者)です。
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まとめ
会社や集会などでスピーチに困ったことはありませんか?
人前で話すことが苦手な人に、1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタを紹介しています。
1分間に話す文字数の目安は300字と言われています。スピーチが不慣れな人は、300字よりも少なめの文字数で準備し、落ち着いて少しゆっくり目に話されることをお勧めします。3分間スピーチの場合は、その約3倍の900字が目安になります。よろしかったらご参考にしてみてください。くれぐれも時間厳守でスピーチ頑張ってください。
最後までご覧くださいましてありがとうございました。
次回もよろしくです。